子育て

AIにはない、ママの“温度ある言葉”が子どもの心に届く理由

AIが身近になってますよね。
皆さんの中には、使ってる方、使いこなしている方も多いのでは?
学校でもどんどん授業に取り入れられています。
すごく便利ですよね。
分からないこともすぐ解決できるし、アイデアだって豊富。


だからといって、AIの活用が当たり前になってきた今、子育ても変わっていくのでしょうか?
でもふと、こんな疑問が浮かびました。

すべてをAIに任せていいのかな?」って・・・同じように思っているママ、いますよね?

ブログを読んで、一緒に考えてもらえたら嬉しいです。

AIとは?

そもそもAIとは何なんでしょう?

AIとは「人工知能(Artificial Intelligence)」のことで、人間の知能のような働きをコンピュータが行う技術を指します。
近年、AIは私たちの生活のさまざまな場面で使われており、文章の作成・翻訳、画像や音声の認識、予測分析、車の自動運転など、多彩な機能を持っています。

たとえば、文章を理解して会話ができるChatGPT、自動翻訳のGoogle翻訳、動画や商品を提案してくれるおすすめ機能、車の自動運転などは、すべてAI技術が活用されている例です。

AIは「魔法の道具」ではありませんが、活用次第で日常や仕事を大きく助けてくれる便利なツールです。特に子育てママやママ起業家にとっては、AIを使ってブログ記事の構成を考えたり、投稿文のアイデアを出したり、文章を整えるなどの活用がとてもおすすめです。いわゆる時短になりますね!

AIは子育てママの味方? 日常で使える活用法

AIというと難しく感じますが、実は子育て中のママの日常でも気軽に使える便利なツール。うまく取り入れることで、ママの心と時間に少し余裕が生まれます。

たとえば、子どもにどう声をかけたらよいか迷った時や、言い換えのヒントが欲しい時、AIに相談すると様々な言い回しやアイデアが得られます。また、年齢別のおすすめ絵本やおうち遊びのネタを探すのにも活躍。雨の日や忙しい日の救世主になります。

さらに、1週間分の献立作成や時短レシピ提案もAIがサポート。家事の負担を軽減してくれます。

そして意外と効果的なのが、ママ自身の感情整理にAIを活用する方法。モヤモヤした気持ちを文章化してもらったり、励ましの言葉を受け取ったりすることで、心が少しラクになることも。

うまく使えば、子育てがラクになりますね

AIにすべて任せる? ママの言葉が持つチカラ

いいえ、それは違います。AIには“感情”は持てないのです。

子どもや家族と過ごしている時、何気ない日常の中に幸せを感じるのはなぜですか?
あなたの中に”感情”があるからですよね。

その幸せを、今日はどんなふうに子どもや家族に伝えてみたいですか?
それは、AIではやっぱりできませんよね。と、いうよりもあなたの言葉だからこそ、伝わるんですよね。

AIは言葉を作れます。でも、そこに“あなたの想い”や“温度”を宿すことは、絶対にできません。
あなたが紡ぐ言葉には、あなたにしか込められないぬくもりと想いがあります。そして子どもの心を育てる力があるのです。
それはAIがいくら進化しても、たどり着けない領域です。

言葉に“心”を吹き込めるのは、人間だけ。AIには、決してそれはできません。
AIの言葉に、涙は宿りません。けれど、あなたの言葉には、きっと誰かの心を動かす力があります。

あなたの“温度のある言葉”が、一番の贈り物

結局、家族や子どもと関わるということは「人対人」です。
いくらAIが便利になっても、子どもとの会話はAIに任せられるものではありませんよね。

子どもの心に残るのは、ママ自身の言葉、ママの想いがこもった言葉です。
もしAIが作った言葉をそのまま伝えてしまったら、表面的な響きにとどまり、本当の気持ちは届きません。

さらに、AIが考えた言葉のニュアンスが、ママの想いとは少し違っていたら?
そのまま伝えた時、子どももきっとその“ズレ”を感じ取ります。
言葉は、声のトーンや表情、間、そして感情とともに届けられるもの。そこに温度がなければ、心までは響きません。

だからこそ私は、AIに頼る部分とそうでない部分はしっかり分けて使うことが大切だと思っています。
AIはヒントやきっかけをくれる便利な道具。でも、ママの想いがこもった“温度のある言葉”こそが、子どもにとって一番の贈り物なのです。

ママの言葉こそ、子どもへの一番の贈り物

ママの“温度のある言葉”は、子どもの心を育てる栄養そのもの。AI時代だからこそ、そのぬくもりはより大切にしたいですね。

そんなふうにAIを上手に取り入れながらも、AIは「完璧な答え」を出すものではなく、ママ自身が選び取る「ヒントの宝箱」。
あなたらしい子育てをサポートしてくれる強い味方として、ぜひ日常の中に取り入れてみてください。

ママの言葉には、どんなに小さなものでも想いが宿ります。
その想いが、子どもの心の中で、やさしく育まれていきますように。

  • この記事を書いた人

中井明香/親子つながり専門家

子どもの個性とママの想いを”つなげる”架け橋を担っています

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