そして同時に、
あのときの母は、どんな気持ちだったんだろう。
と考えることもあります。
親になって初めて見えるものがあります
子どもの頃には見えなかったことが、親になって初めて見えてくることがあります。
余裕のなさ。
責任の重さ。
守りたい気持ち。
うまくできない苦しさ。
もちろん、だからといって過去のすべてが納得できるわけではありません。
傷ついた気持ちが消えるわけでもありません。
でも、少しだけ見え方が変わることがあります。
母にも母なりの苦しさがあったのかもしれない。
そう思える瞬間があるのです。
過去を見つめることは、今の関わり方にもつながっています
親子関係の中で抱えてきた思いは、自分が親になってからの関わり方にも影響することがあります。
絶対に同じことはしないと思っていたのに、気づけば似たような言い方をしてしまう。
そんな苦しさを感じることもありますよね。
でも、それはダメだからではありません。
これまでの自分の経験が、今の反応につながっているだけかもしれません。
だからこそ大切なのは、自分を責めることではなく、自分の背景を知ることです。
自分がどんな親子関係の中で育ってきたのか。
何が苦しかったのか。
何を大事にしたかったのか。
それを見つめることは、今の子育てを整えることにもつながっていきます。
母の想いを考えることは、自分を苦しめるためではありません
過去を振り返ると、苦しい気持ちになることもあります。
だから無理に掘り返す必要はありません。
でも、もし今の子育ての中で苦しさを感じているなら、
自分の過去を少し見つめることがヒントになることがあります。
母の想いを考えることは、母を正当化するためではありません。
そして、自分を責めるためでもありません。
今の自分が、少し楽になるために。
これからの親子関係を少しやわらかくするために。
そういう意味で、大切な時間になることがあります。
過去を知ることは、未来を変えることにもつながります
私たちは、過去の影響を受けながら生きています。
でも、過去に縛られ続ける必要はありません。
自分が何を受け取ってきたのかを知ること。
何を繰り返したくないのかを知ること。
そして、これからどう関わっていきたいかを考えること。
その積み重ねが、これからの親子関係を少しずつ変えていきます。
親になって気づくことは、きっと無駄ではありません。
それは、次の関わり方を選び直すための大切な気づきなのだと思います。
お子さんとの関わり方に悩んだときは、ひとりで抱え込まずにご相談ください。