子どもとの関わり方 私のこと

完璧じゃないから、わかることがある

親子つながりの専門家でも
子どもに感情的になる日があります。

完璧だから伝えられるんじゃなくて、
苦しさを知ってるからこそ分かることが
あるんです。

実は最近そう思うようになりました。

人に伝える前に自分ができてないやん

正直に言います。

私も子どもに感情的になる日があります。

親子の関係づくりを専門にして、
毎日発信して、プログラムまで
作っています。

それなのに、我が子に向かって
声を荒げる自分がいます。
むちゃくちゃですよね…

先日もそうでした。

子どもがピアノを練習していました。
私もピアノ経験があるから、
「あ、そこ違う」って聴けばわかります。

最初は黙って聴いていました。
でも何度も同じところで同じミスをして
気づいたら…
「ここは違う!!こう!!」って、
声が荒れていました。

教えたかったんじゃなくて、
イライラをぶつけていました。
やっている最中から、わかっていました。

自分がイライラしている日に子どもが
のんびりゆっくりしていたりすると、
もうそれだけで火に油で。

言葉が出てから、気づきます。
「人に伝える前に、自分ができてないやん」って。

知っているからこそ、口出ししたくなる

あのピアノの日、なんであんなに
強く言ってしまったのか。

後から考えたら、わかりました。

私がピアノを知っているから、
「正しい弾き方」が見えてしまうんですよね。
見えるから、気になります。
気になるから、黙っていられません。

知識があって、経験があって
だからこそ見えた「正しさ」を
愛情と勘違いしていました。

あのとき子どもの顔がすっと閉じました。
あの瞬間の、あの顔。
それを見て初めて
「私、感情的になってた」と気づきました。

でもこれって
私だけの話じゃないと思います。

子どものためを思っているはずなのに、
気づいたら自分の感情を乗せていた——
そういう経験、あなたにもありませんか?

苦しさを知っているから、分かることがある

「ちゃんとしなきゃ」って思っている人
ほど、できていない自分がつらくなります。

私もそうです。

でも最近、思い直していることがあります。

完璧にできているからこそ
伝えられるんじゃないんじゃないかって。
苦しいから分かることって
たくさんあるんじゃないかって。

感情的になったあとの後悔の重さ。
「またやってしまった」って思い返す感覚。子どもの顔がすっと閉じるあの瞬間。

そういうものを全部知っているから、
「できていない自分を責め続けている
お母さん」の気持ちが、たぶんわかります。

きれいごとではないし、
「大丈夫だよ」で終わらせたいわけでも
ありません。

ただ、同じところで苦しんでいる人と
一緒に考えていきたいと思っています。

完璧じゃなくていい、ただ正直でいたい

私はこれからも感情的になる日があると
思います。

完璧なお母さんじゃないし
完璧な専門家でもありません。

でも自分の苦しさから
目を背けずにいること。
それだけは、続けていきたいと
思っています。

あなたが「またやってしまった」と思う
その瞬間。
それはあなたが子どもと真剣に
向き合っている証拠だと私は思っています。

完璧じゃないから
分かり合えることがあります。
苦しさを知っているから
届く言葉があります。

ちゃんとしなくて大丈夫。
もし無意識に「ちゃんとしなきゃ」って
思ってるなら、
あなたは変われますよ!


Q:子どもに感情的になったあと、どうすればいい?

A:子どもに感情的になったあとは、
まず自分を責め続けるよりも
「今の言い方は強かったね」と認めることが大切です。

完璧な母親でいようとするより、
感情的になった後にどう向き合うかが
親子関係を整える一歩になります。

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